雪踏み分けて君を見むとは

げんばのきろくとおもったこと

君と見る新しい景色を見つけに行こう

まさかこんなにハイペースでこちらを更新することになるとは。自分でもやりすぎなんじゃないかと思いつつ、今日もまたお話ししたいことが増えたのでパソコンと向かい合っています。Twitterで呟いたことと重なることもあるとは思います。すみません。

 

"関西Jr.だった時間は大事だけど、引きずったりはしてないです、僕はもう。"___(引用:日経エンタテイメント!2015年12月号)

 

飲み込むのに時間がかかりました。何度も読んで、いろいろ考えました。でもなんだか、この言葉を待っていたような気がするのです。ずっと待っていた言葉を、紫耀くんがやっと口に出して、文字にしてくれたと感じているのです。この世界って不安定で曖昧で、本人たちもメディアでさえも事実をはっきり伝えることが許されないことが多々あって、その中で自分の覚悟をこうして伝えてくれた紫耀くん。ふと浮かんだのは、夏の初めの康二くんのKinKan消滅発言でした。はっきり言われるとやはり胸が痛くなることもあるけれど、言わないまま胸が苦しいまま彼らを応援し続けるのも辛いものがあるので、そんな彼らにはいつもすごく感謝しています。

 

そう思っていてくれているのなら、よかった。紫耀くんには時々、「関西で大切に育ててもらったこと、忘れちゃったのかな?」って思うことがあったから。大事に思ってくれているならよかった。同誌の紫耀くん廉くんの発言に歯向かうようで申し訳ないけれど、関西にいた紫耀くんは本当に大好きだった。あどけなくてやんちゃで、心配になるほど馬鹿で、ハスキーボイスで喋ったり笑ったり歌ったり、次第にがっちりしていく身体で踊っている紫耀くんが大好きだった。康二くんと柊真くんに挟まれてにこにこしてる紫耀くんが、自分の魅力に気付ききれていない紫耀くんが、山下くんのこと大好きな紫耀くんが、話聞いてない紫耀くんが、聞いてても理解できてない紫耀くんが大好きだった。良くも悪くもその頃の面影は薄れてて、今の彼は本当にかっこいい。久々に見た彼が派手なパフォーマンスをしていたときは震えたし、そんな彼を好きでいたことが誇らしくなった。一歩遅れて東京に来た廉くんを支えている姿にもかっこいいなと思った。かつては「年下とは思っていません」なんて発言をしていたのに、なんだか最近お兄さんらしくなってきて、東京にいった二人がこれからも一緒にいてくれるんだろうななんて少し安心感を感じたりした。確実な根拠なんてどこにもないけれど。

 

そして、廉くん。関西が大好きだった廉くん。ファンを安心させるためとかではなくて、ただ素直に本心から関西を好きでいてくれたであろう廉くん。この夏で誰が一番変わったって、西畑大吾と並んで彼だと思うんです。まいジャニのMCに起用され、東京であのメンバーにぶち込まれ、確実に変わらなきゃいけない状況に置かれて、成長するというよりむしろ中身が丸ごと変わったみたいにまるで別人になって。最近は雑誌の紹介もすっかり”仕切り役”になってて、いつの間にかしっかり者の廉くんになってしまったなあって。顔つきや性格もキリッとして、やっぱりかっこよくなったねえって。

 

関西にいた二人が大好きだった。二人のいた関西が好きだった。私は忘れないよ、だから二人にも忘れないでいてほしい。最高のライバルであり友である仲間がいたこと。大切に育ててくれた先輩がいること。君たちを見て育った後輩がいること。笑ったり泣いたりした日々。一緒に追いかけた夢。持っているだけなら、覚えているだけなら邪魔にならないと思うの。心のどこかに置いておいてほしいな。

 

東京に来たところでチャンスが近づくだけで増えるわけじゃないし、所詮Jr.であることに変わりはないし、むしろ敵は増えるし、これから困難にぶち当たることもないとは言い切れない。でも頑張ってね。でっかくなって、また素敵なもの見させてほしいな。二人なら大丈夫だよ。数えきれないほど素敵な魅力を持ってるじゃない。ステージも大きくなったことだし、まだまだ見たことのない魅力もどんどん出していってほしい。

 

関西ジャニーズJr.でいてくれてありがとう。好きになってよかった。

関西ジャニーズJr.の平野紫耀くんと、永瀬廉くんが大好きでした。

大きくなった6人の背中を後ろから眺めて今想うこと

最高にかっこいい。

 

本当に最近泣くことが減ったなあと思います。春から夏が始まるまでは毎日のように泣いてて。それは関西を去った人への思いからだったり、日々めまぐるしく変わる彼らの世界への不安からだったりしたんですが。夏を終えて、毎日が楽しくて仕方ないんです。寂しいとか思うこともないし、不安なんてデビューするまで、いやデビューしてもきっと消えないものだからそれはどうしようもないでしょうし。

大きくなった彼らの背中が誇らしくて。その体は、その目は、確かにみんなばらばらの方向を向いているけれど。誰一人として振り返っていないんです。ここからは逞しくなった後姿しか見えない。それを見て、強くなったなあと少し視界がぼやける訳です(泣いてないぞ)。

 

KinKanの後姿。ひとりは高みを目指して、東京へ向かいました。大きなステージで、たくさんライト浴びてキラキラ輝く彼は、東京のJr.としてトップに立ちました。そしてもうひとり、新たな夢を叶えるために東京へ旅立ちました。新たな夢とは言え、彼がずっと見続けてきた夢です。大切な仲間の元を離れ、今は別の仲間たちと夢を追っています。そして最後のひとりは、今まで続いてきた一本道を、そのまままっすぐと歩んでいます。今までは、自分より大きな背中を追いかけながら進んだ道。けれど今は自分が先頭に立って毎日確実に歩みを進めています。

なんてかっこいいんだろう。楽しいことも辛いことも一緒に乗り越えてきた仲間が、互いに切磋琢磨しながら共に成長してきた3人が、今はそれぞれ別の道を着実に進んでいる。どの後姿からも、寂しさなんて感じない。あの時とはもう違う。外側も、内側もきっと違う。いや、ただ私がそう感じただけだけれど。だから私は安心して彼らを後ろから応援できるんじゃないかな、と思う。

なにわ皇子の後姿。ひとりは東京で待つ仲間を追いかけて旅立っていきました。もとはあまりにも頼りない背中でした。でも東京に行って彼は変わりました。大阪に帰って来た彼を見るたびに、強く頼もしくなっていることに気づきました。一番小さな背中を持ったひとりは、みるみるうちに大きくかっこよくなっていきました。まだ小さいけれど、一番頼もしい背中かもしれません。しっかりしていて、たくさんの希望を背負っています。かわいがられて大切にされて、たくさんのことを学んできました。そしてもうひとりは、かわいらしさを腕いっぱいに抱えていた彼は、強く逞しく大人らしくなりました。今まで隠れていた男らしさが溢れるように出てきました。もうかわいいなんて言わせません。なぜなら彼は、関西Jr.のセンターだから。

そう。今までは何をしても「かわいい」と言われ続けてきました。かっこつけたって返ってくる言葉はいつも「かわいい」。その中で、人間としての成長はもちろん、アイドルとしてしっかりと階段を上ってきた彼ら。「かっこいい」という言葉が、よく似合うようになってきました。3人とも、みんな大きな希望と期待と夢を背負っています。もしかしたら感じている不安を、かき消すような未来が見えます。小さなときから綺麗な世界と共に残酷な世界もたくさん見てきた彼らだからこそ、明るい未来が待っている気がするのです。

 

毎日のように泣いていた時期は、やはり不安が脳内の大部分を占めていたのかなと思います。紫耀くんや廉くんの不在だったり、「絶対的に何か足りない」感だったり。日に日に状況は悪くなるばかりで、松竹座少年たちの発表とMr.King vs Mr.Prince結成の発表が被った日には ああもう終わりだ、と完全に絶望したのをよく覚えています。in大阪の収録に二人がいなかったときも。

けれどあの時関西担でいることを諦めないでいてよかった。関西を選んでよかった。最近は安心しきって彼らのことを見ています。彼らの言動にただただ頷いて、肯定して、応援する毎日です。東京へ行った彼らのことも、なんだか誇らしく思います。彼らが関西ジャニーズJr.であったこと。そんな彼らを好きでいたこと。みんな私の自慢です。だってその方が幸せだってことに気付いたから。今でもなにきんが一番なことは変わりません。あんなに素敵なユニットに出会うことはきっともう無くて。ずっとそう思ってきたし、彼らがもう一緒にいられないなんて絶対に認めたくなかった。新しい夢を追いかけることにしたというのはまだしも、二人を東京に移すなんて事務所に負ける気がしたし。でも気付いたら彼らは前を向いていたんですよね。例えそれが強がって寂しさを隠しながらだったとしても、ああいつまで経ってもうじうじしてるのって私だけじゃん、と思って。じゃあもうファンとして彼らの背中を押すしかないじゃん、って。それからはなんだかふわふわしているというか、彼らの背中を押すどころか彼らの勢いがすごすぎて追いつくのが精いっぱいで。むしろ彼らにしがみついているからこそふわふわしているのかもしれない。そしてふとあたりを見回すと、一緒に頑張ってきて今は別の場所で輝いている彼らが見えます。その姿も本当に素敵で。好きでいてよかったなあと思うわけです。気が付くと、かっこいいなあなんて言葉が漏れてたりします。

 

関西ジャニーズJr.のために、たくさん泣きました。たくさん悩みました。たくさん辛い思いをしました。けれど今、みんなにその分の恩返しを全力でしてくれているというか。彼らにはそんなつもりないかもしれないけれど(笑)、それでも私はたくさん泣いた分たくさん悩んだ分たくさん辛い思いした分幸せをたくさんもらっているような気がして。でも私が彼らに一番に望むことは、彼らが一番に望むことを実現させることだから。それまで幸せなファンやれていたらいいなと思います。

 

 

 

関西ジャニーズJr.の新しい門出に幸あれ!